美白成分チェックVol.1

■アルブチン

アルブチンは、ハイドロキノンを安定化させた誘導体で、資生堂が特許を取得していた美白成分です。
コケモモの葉や洋ナシなどに含まれています。
現在は主な特許が切れたため、コーセーやロート製薬などもアルブチンを採用し始めています。
アルブチンには、メラニンの過剰生成するチロシナーゼ酵素を阻害する働きがありますが、肌の奥に入りづらいという欠点があります。
このため、アルブチン配合の化粧品には、アルブチンの浸透力を高め、高い美白効果が得られる工夫が施されており、比較的肌にやさしいという特徴があります。


■エナジーシグナルAMP

エナジーシグナルAMPは、大塚製薬が開発した美白成分です。
エナジーシグナルAMPには、代謝を高めてターンオーバーを促進する働きがあるので、メラニンを、しみ・そばかすを防ぐ美白効果が得られます。
また、AMPという物質は、もともと肌の細胞にもあるので、安全性が高いです。
エナジーシグナルAMPは、美白効果だけでなく、肌の細胞を活性化するので、小じわを薄くするのにも効果が期待できます。


■m-トラネキサム酸

m-トラネキサム酸は、資生堂が開発した美白成分です。
トラネキサム酸は、しみで起こっている炎症を防いで、美白効果を高めます。
この時、しみ以外の周囲の皮膚には影響を与えないので、トラネキサム酸がしみの炎症を抑制することで、しみが自然に肌色になじみます。
丸いくっきりしたしみ(老人性色素斑)やもやっとしたしみ(肝斑)、にきび跡の色素沈着などに高い効果が得られます。
このほか、肌荒れの改善や予防などにも効果があります。


■エラグ酸

エラグ酸は、ライオンが開発した美白成分で、イチゴに含まれています。
チロシナーゼ酵素がメラニンを生成するのをエラグ酸が阻害するので、高い美白効果が得られます。
ハイドロキノンとほぼ同等の美白効果があります。


■カモミラET

カモミラETは、花王が開発した美白成分です。
カモミラETには、しみをつくるようメラノサイトに指令を出す情報伝達物質のエンドセリンを抑制し、メラノサイトの増殖も抑える働きがあるので、高い美白効果があります。
特にくっきりとした丸いしみ(老人性色素斑)に効果があります。


■グラブリジン

グラブリジンは、甘草フラボノイドなどに含まれている美白成分です。(表示上は保湿成分)
チロシナーゼ酵素の阻害や、抗酸化作用などで高い美白効果があります。
また、グラブリジンは肝斑にも効果的です。


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